勉強会2
2012年06月17日
本日も行ってまいりました。
第3回飛騨高山伝統工法木造建築物耐震診断及び補強設計セミナー
現場は丹生川町にある緒方家。
江戸時代後期に建築された農家のお家だそうです。
はじめは金沢大学教授のお話を聞きましたが、
古い木造建築物=地震に弱い は必ずしもそうではありません。
倒壊するには何かしら原因がある とのことでした。
その原因とはシロアリに柱や梁が食われていたとか、土台、柱などが腐っていたなど
そのようなことが倒壊につながったのである と
逆に古い建築物に間違った補強をするとそれが原因で柱が耐えれず折れたり
倒壊の危険を招く らしいです。
やはり家というものメンテナンスフリーというわけにはいかず
長く大事に住んでいくものであって お家ごとにお抱え大工さんがいて
家のことは全部任せる なんてことがいいんでしょうね
そんなことを教授は言っておりました。
そして家は買うものではなく建てるものだ!!と
そんなふうに信頼してもらえる大工さんになりたいものです。
また来週土日も勉強会です 頑張ります 大窪。
勉強中の皆さんです。
Posted by 大窪工業 at 20:10│Comments(0)
│高山建築組合