屋根改修
2010年04月30日
今回の仕事は土蔵の屋根改修ということで
屋根を新しくしました。
今までの屋根はトタンにコールタールがごてごてに塗ってあるもので、
それをめくって新しいトタンを張るというものですが、
裏板、タルキ、母屋も、交換するということになりました。
現在は棟木の上にタルキを乗せて釘で打つ。 が主流ですが
写真ではわかりにくいのですが、棟木とタルキの接合部分は
昔の手法で アリ という継ぎ手になっています。
今は、仕事を簡単に処理していく風潮になってきておりますが
なんたって土蔵の屋根です。昔の大工さんがほねおって作ったものを
簡単な仕事でかたづけるのは、俺の職人魂がゆるさねぇ~。 なんてね。
そんなことであと少しで完成。
Posted by 大窪工業 at 08:23│Comments(0)
│大工のこと